ユニバーサル・デザインの7原則


はじめに
前置きに2ヶ月を費やしたが、ユニバーサル・デザイン(以下U.D.と記す)の理念、原則名と定義、指針及び附則からなる「The Principles of Universal Design」 をここに紹介する。原文はノース・カロライナ州立大学ユニバーサル・デザイン・センターのホーム・ページに掲載されており1)、 同センターの許しを得て訳文を別表に掲載する。原文に直接当たられればお分かりいただけるが、英文では実に簡潔な表現が採られている。しかし、 表現が簡潔であるほどに、個々の言葉の包含する意味の凝縮度が高くなることは当然であり、原文が持っている 概念の深みを限られた語数の日本語に置き換えることは、筆者の言語能力と同概念に関する理解水準では困難を極めた。 そこで、筆者が頂いた同原則編纂者の助言や筆者の感じたことを記し、補足とする。

2 二つの統合(Integration)
標記原則を本月報にて紹介することに了解を得る過程において、上記センター環境・開発部長であるMs.M.Storyと交換したメールの中で、 同女史は我が国におけるU.D.への取り組み状況に関する印象を述べた。同女史は別表の同原則の編纂者に名を連ねているとおりU.D.に精通する一人であり、 また日本人の知己も多い由である。そして、そのメール内容は筆者への助言であると同時に、多くの日本人がU.D.の概念を容易に理解しがたい問題に対する示唆を含んでいる。 そこで、同文はこれからU.D.を学ぶ人々にとって有益な内容が多いと考え、同女史の承諾を得て一部を紹介する。

Ms. M. Storyのmailからの引用
私は障害者支援に対する考え方に、日米で根本的かつ重大な違いがあるように思います。私は日本のU.D.支援者の多くが障害を持つ人々に対してお世話をしてあげる姿勢を感じます。 他方、米国のU.D.支援者達は個人の権利を自ら擁護しようとする人々が、それら権限を獲得できるように支援する考え方を採ります。この取り組みに関する適切な対応は、 両者をバランスさせたあたりにあるでしょう。そして、その望ましい均衡点においては、社会の構成員が全体の福利に心を配る一方、 障害を持つ個々人だけが彼らにとって必要なサービスの内容を知っていることを 皆で受け入れると思います。
私は多くの日本人がU.D.に対して関心を持つ一方で、その理解水準は概して低いように思います。人々はU.D.の価値を信じ、それを実践しようとするのですが、 何をどのように実践すべきか分からなくなるようです。整備する環境のすべての構成要素に誰もが等しく、容易にアクセスできること、 そしてそれらアクセシブルな主要部分が最初からすべての利用者を対象に設計すべきであることへの理解が難しいように思われます。
私はバリア・フリー・デザイン(以下B.F.と記す)とU.D.との最も重要な差異は統合への取り組み方にあると考えます。 U.D.において設計上アクセシブルにする部分は、当初から全体設計の中に 統合すべきです。U.D.の適用が真に成功すれば、誰もがその環境を自然に受け入れ、 そこにU.D.の理念を適用したことに誰も気づかないでしょう。成功事例ほど気づかれないことが、U.D.理解の深化を困難にする理由の一つです。 統合設計を進める究極的な目標の一つは、社会活動においてすべての個々人の統合を達成することです。

第一段落の指摘は日米における社会の成り立ちの違いに起因し、前々回2)の解説で解説した。即ち、我が国の障害者施策が弱者救済的な福祉理念に基づく一方、 米国のそれは基本的人権の 保障に基づく。それぞれの国の計画立案者はU.D.の展開にあたり、寄って立つ基盤の違いによる影響を免れない。 その結果障害者への関わり方にMs. M. Storyから指摘された違いが生じる。そして、福祉的風土においては「公平」や「公正」の範囲も自ずと限定的となる。 また、サービス提供の考え方に関して、それを受ける側の人々の意志や選択を尊重することの重要性と、お仕着せの「お世話」への戒めとへの注意喚起が述べられている。 日米の障害者に対する認識の違いを乗り越える上で、重要な示唆である。

第二段落の冒頭では「理解水準は概して低い」と率直な印象が示され、続けて「どのように実践すべきかが分かっていない」と指摘している。 これらの指摘は筆者が何度か遭遇した「何をしたら U.D.なのですか」という質問を連想させた。U.D.では既存の環境を与件として、 その制約条件の中でどのようなサービスを如何に提供するか目標を設定し、そのため必要となる具体策を落とし込む ことが求められる。 しかし、右質問は肝心の提供するサービス目標に言及することなしに、何を備えるべきかというパーツに関心が集中する点が致命的である。
環境整備の切り口からこれを説明すると、U.D.の展開するに当たり留意すべきはその目標がサービスの創出にあって、 施設の設計、整備は手段にすぎないという点である。つまり、U.D.は目標とする サービス水準を設定し、必要な環境を設計に具現化することが重要で、 お定まりのB.F.パーツを寄せ集めるたぐいの方法ではない。しかし、玄関スロープと、障害者用トイレと自動扉との三点セットの採用にU.D.の冠をもって 「ユニバーサル施設」を自認している事例も数多く見られる。U.D.において重要な要件は与えられた社会的・物理的条件に相応しい統合的利用環境の創出を 目標に掲げ、対象とする人々とサービス水準を明確に設定することである。
U.D.に基づく設計が誰もが使用できる環境の創出を目指すといいながら、現実の設計過程では身体能力や認識能力等が多様な人々の内、 サービスを提供するグループを明確に意識しなければならない。なぜなら、U.D.は『可能な限り最大限度まで』誰もが使えることを目標とするもので、 設計者はその『最大限』の境界を見据えることが必須だからである。そして、その環境創出に必要となる「アクセシブルな主要部分が、 最初からすべての利用者を対象として設計すべき」である。目標とする環境の整備を設計の当初から組み込まなければ、アクセシビリティを確保するために 当初設計で想定外の改造が後々必要になる。そのとき、既に作られた環境を与件とする改造のため、追加投資が生ずる。更に、U.D.の観点から認めがたい事態は、 後付の対策が障害者専用の『特別』の仕掛けとなりがちである上に、景観や美的調和への侵害となることである。

第三段落ではU.D.とB.F.との違いについて述べている。U.D.が研究者や実践者の間で使われる専門用語から、 一般社会で使われる普通名詞へと広まる過程で両者が混同されることを見越した助言である。また、新参の研究者たる筆者に、両者を混同しないようにとの注意である。 両者を分かつキーワードとして二つの統合が述べられた。第一はU.D.を適用することの目標として、誰もが一緒に暮らすことのできる統合的社会の実現を目指すことを教えている。 第二はその目標を達成する手段として、環境の統合的設計を述べている。この二つの統合はU.D.を特徴づける要件であると共に、展開において欠くべからざる要件である。
最後に中程にある「誰にも気づかれない」ことをよしとする指摘は無視されがちである。これはU.D.を展開する上で重要な視点であるだけでなく、 同概念に対する基本姿勢に関わる指摘である。即ち、誰にも気づかれずまた賞賛もされない一方で、誰もが自然に利用できる環境作りがU.D.の目標である。 ただ、誰もが特別な仕様や配慮なしに使える環境でも、仕様における限界条件が移動制約者により与えられる場合が多い。しかし、 道路橋設計で設計荷重にTL25(総重量が25tonsの車両群の通過を想定した設計荷重)を採用しても、その橋梁を「大型トラック用橋梁」と呼ばない。 同様に、設計の条件が移動制約者により与えられても、そのことでB.F.やU.D.と呼ぶ必然性は乏しい。他方、ことさらU.D.施設と公表することは老人や障害者対応を強調することで、 原則1の指針「差別したり、否定的に感じさせたりしない」に抵触するかもしれない。

3 U.D.の展開
U.D.の原則やその定義と指針を読み進める中で強く感じたことは、個々に掲げられる事項はごく当たり前、または従来から設計に取り込んできたはずの原則であることへの驚きである。 しかし、そこに盛り込まれる理念を環境設計に具現化しようとすると、個々の原則は再びベールに包まれる。筆者は今なお再読するたびに新たな発見があり、 U.D.の原則の表現がその第四原則 「わかりやすい情報提供」にかなうかと感じる程である。筆者はU.D.理解を試みる過程において7原則を綜合的にとらえる視点の必要性を感じ、 二つの言葉を触媒として用いた。一つはMs.M.Storyも指摘した「統合」であり、他の一つは「綜合」である。前者はすべての構成員の統合社会を達成するため、 サービスの対象とする人々の多様性を受容するように利用の統合を支える環境の創出を目指す。後者はU.D.を含め環境設計に関係する独立する要件の価値を綜合して、 新たな価値に高めようとする視点の導入である。

3.1 利用の統合
利用の統合は原則1の「公平かつ公正な利用」から読める。これまでの環境設計者や製品開発者は、環境や製品の設計で不公平や不公正に寛容だったとは思わない。 たとえ、特定の利用者層や購買層に焦点をる設計を行うにしても、他の人々を排除する意図はなかった。ただ、サービスの対象に多数者または平均的人々を念頭に設計することが多く、 その際に少数者への配慮が 足らなかっただけであろう。当初から包括的なサービスを目指したなら、多くの人々にとって望ましい環境や製品とできたにもかかわらず、 そうしないために少数者の利用性を阻害するケースもあった3)。この多数者と少数者との両者をサービスの対象として統合することの社会的意義、 市場の拡大による経済合理性等々に関しては、先月4)、先々月2)の解説で触れた通りである。
少数者という表現を用いるときその対象として障害者や老人を連想しがちであるが、U.D.はそのような短絡を破壊することが第一歩となる。 例えば、運動能力に制約のある人々には、医学的な機能障害を持つ人や老人ばかりでなく、幼児、乳幼児連れの大人、妊婦、内臓疾患を持つ人、大きな荷物を抱えている人、 酒気を帯びる者、冬のつるつる歩道を歩く健常者等が含まれる。また、知覚や感覚に基づく認識に制約のある人々には、視覚や聴覚に機能障害を持つ人ばかりでなく、 乳幼児や老人、外国人、早とちりの人、疲労した人、飲酒者等が含まれる5)。繰り返しになるが、U.D.は健常者と障害者や老人との統合ではなく、 文字通りの「誰もが」自然に使える環境や製品造りを目指す。

3.2 価値の綜合
U.D.を考える際の「価値の綜合」という視点は筆者による括りであるが、同原則の最後に付けられた附則からそのヒントを得た。 附則はU.D.の原則が自己完結する設計理念でない適用限界を示すとともに、これを経済性その他設計に必要な諸要素と共に組み入れる(incorporate)ことの必要性を述べている。 同文で用いられた動詞の「組み入れる」の解釈について、U.D.と他の諸要件との関係をただ単に並立的な条件として加えるまたは折り合わすというよりはむしろ、 関係要素間の価値の綜合として読むとき、U.D.の真価が明らかになるように考える。先月紹介したDr.Steinfeldの講演に引用された台所用品と学生会館の2例4)は、 「価値の綜合」をキーワードとして読むとき、より納得のいく理解ができる。
Oxo Good Gripシリーズの台所用品は、工業製品におけるU.D.の成功事例である。当該製品が単に握力の弱い人用に設計さたなら、それはそれでリハ工学に基づく製品として成立した。 また、原則1の「幅広い能力の人々が使えるようにすること」のみに絞るなら、握り部分に取手が後付されたかもしれない。それは機能面で要求性能を満たしても、 見かけの問題から使う人に躊躇を覚えさせ、市場での勝利はなかったと思われる。OxoのGood GripシリーズをU.D.の切り口で見ると、「誰もが同じ方法で利用できるようにする」こと、 「それを利用する人もしない人も、使うことに躊躇したり、引け目を感じたり、差別意識を持つことのないようにする」ことと、 附則の「他の事項への考慮も組み入れる」ことへの配慮が伺われる。「他の事項」として美的調和への指向が強く、この相反する価値の綜合の成功が市場での成功に導いたと解釈できる。
Duquesne大学の学生会館についても同様である。ただ単に車いす用の避難用通路を外付けする方法もあり、それが一般的であろう。 同会館は避難用スロープを建築物の一部として景観設計に融合させた結果、その建物の個性にまで高めたことでU.D.の成功例となり得た。 換言すれば、スロープが斜度を持つ通路であると共に、他の要件との価値の綜合により、施設に不可欠な 存在にまで高められたとき、初めてU.D.となるのではなかろうか6)。
他方、誰もが使用できる製品という観点では優れていても、価値の綜合への工夫が不十分なために市場で受け入れられなかった事例について聞いた。 ある家電製品から過剰な機能を整理し、基本サービスに特化させた上で、操作ボタンと表示を大きくした製品を市場に出した。製品設計の基本コンセプトは、 老人はもとより、最新の電子機器に弱い中年層や、婦人等からの 反応が良かった。多くの人々はその製品に好意的評価を示す一方、外見が老眼仕様に映ったためその購入に躊躇を覚え、 敬遠した由であった。U.D.は物理的障壁の除去や緩和を目指すと同時に、精神的な障壁を含めて対処することを要求する点でB.F.と異なる。

おわりに
本文は標記原則の考案者らがインターネット上に公表するものを入手し翻訳した。原文は訳者の英語力では理解を超える部分が多々あり、 想像力を動員して日本語へと置き換えたつもりである。 従って、理解不足に基づく誤訳が含まれている可能性は否定できず、 U.D.を本格的に勉強したい向きには参考資料に示す原文に当たられることを重ねて勧める。また、誤訳や不適切な表現等に お気づきの皆様には、 恐縮ながら筆者にご指摘いただきたい。最後に、本解説をまとめるに際し、英文読解について友人であるMr.NickPillから多くの助言を頂いたことをここに記し、心よりの謝意とする。

参 考 資 料
1) The Principles of Universal Design : http://www.design.ncsu.edu/cud/ univ_design/princ_overview.htm
2) ユニバーサル・デザイン登場の背景:石田享平、http://river.ceri.go.jp/envcom/udabc31.html
3) 盲人の国:石田享平、http://river.ceri.go.jp/Envcom/udex41.html
4) ユニバーサル・デザインの概念:Ed. Steinfeld教授、石田享平訳、http://river.ceri.go.jp/envcom/udabc32.html
5) 誰もがとは誰がか:石田享平、http://river.ceri.go.jp/envcom/udex61.html
6) 例えば、アクセシブルな園路の設計計画、石田享平、http://river.ceri.go.jp/envcom/udtry2.html

ユニバーサル・デザインの7原則


建築家、工業デザイナー、工学技術者と環境設計研究者からなる筆者等は、環境と製品及びコミュニケーションを含む設計分野において 広く指針を示すことを目的として、作業班を作り互いに協力しあって、以下に述べるユニバーサル・デザインの7原則を確立した。これらの7原則は既設の設計 事例を評価し、今後の設計方法を誘導すると共に、製品や環境をより使い易くするために必要となる特質について設計者と利用者の双方を教育するのに役立つであろう。

以下に示すユニバーサル・デザインの原則を次の形式で表わした。
  1.原則名 : 各原則に盛り込まれる基本概念を正確に記憶しやすく表現
  2.定 義 : 原則に基いてなすべき設計のための主な事項を簡潔に表現
  3.指 針 : 原則の実践にあたり設計で留意する主な要素をリストで示す
  4.写 真 : 各原則を設計に適用した事例の写真

  製品や環境の設計においては、
   可能な限り最大限度まで、
    改造や特別の仕様によることなく、
     誰もが使えるように設計する

原則1 公平・公正な利用

定義
幅広い能力の人々が利用できかつ市場性のある設計

指針
○誰もが同じ方法で利用できること。即ち、可能な場合には誰もが全く同じ方法で、困難な場合には実質的に同じ方法で利用できること
○いかなる利用者も差別したり、否定的に感じさせたりしないこと
○誰に対してもプライバシー、安心と安全を等しく提供すること
○すべての利用者の心に訴えるように設計すること

原則2 利用における柔軟性

定義
個人毎の選択や能力に幅広く適応できる設計

指針
○使用方法を選択出来るようにすること
○右利きと左利きのいずれもが利用できること
○利用者が的確かつ正確に利用し易くすること
○利用者のペースを尊重すること

原則3 単純で直感に訴える利用

定義
経験、知識、言語能力や集中力の状況に関わりなく、使用法が誰にとってもわかり易い設計

指針
○不要な複雑さを排除すること
○利用者の予期や直感と矛盾しないこと
○読み書きの能力や言語技能の異なる人に幅広く適応すること
○その重要性と矛盾しないように情報を配置すること
○利用中及び利用後を通じて利用の誘導と結果のフィードバックを効果的に提供すること

原則4 わかり易い情報提供

定義
周辺の状況や利用者の知覚能力に関わらず、必要な情報を効果的に伝えられる設計

指針
○肝心の情報は異なる情報伝達手段(視覚、聴覚、触覚)で複合的に提供すること
○肝心の情報をわかり易くするため、周囲との間に十分なコントラストをつけること
○肝心な情報は最大限読みやすくすること
○説明書に表現される方法に合わせて構成要素を区別すること。即ち、使用者に説明書や使用法を伝授しやすくすること
○知覚制約者が使用する種々の技術や装置と互換性を持たせること

原則5 過誤に対する受容性

定義
偶然または不測の行為によって起こる困難や危険が最小限で済ませられる設計

指針
○危険や過失を最小限にできるよう、構成要素の配置に工夫すること。即ち、利用頻度の多い要素は使い易い場所に配置し、危険な要素は取り除いたり 隔離したり、覆いを付けたりすること
○危険や過誤に対して警告を与えること
○二重安全機能を備えること
○用心の要る行為の際、そのことに気付かずに行動に移させないようにすること

原則6 肉体的負担の軽減

定義
効率的、快適かつ最少の疲労感を少なく利用できる設計

指針
○利用者が無理のない姿勢を保ちやすくすること
○操作に要する力は妥当な範囲にとどめること
○反復行為は最少限度とすること
○持続的な肉体的負担は最少限にすること

原則7 接近と利用のための必要空間

定義
利用者の体格や姿勢または移動能力に関わらず、近づいたり、手を伸ばしたり、操作や使用したりする際に適切な必要空間のある設計

指針
○座位または立位の利用者が視線を遮られることなく重要な構成要素を明瞭に見られるようにすること
○座位または立位の利用者が全ての構成要素に無理なく手が届くようにすること
○手や握りの大きさに適合できること
○支援機器や介助者に必要なな空間を用意すること

付記 これらユニバーサル・デザインの各原則は、

誰もが利用できる設計について言及しているのみにて、実際の設計では利用性への配慮以外の事項に対する検討も必要である。また、
設計者はその設計過程において経済性、工学、文化、ジェンダーや環境関係など他の事項への考慮も組み入れなければならない。
可能な限り多くの利用者の要求に応えられる、より良い統合的な特質を有する環境と製品とを作るのに必要となる指針を設計者に対して示すものである。
すべての指針はすべての設計に関係するとは限らない。

Version 2.0 4/1/97

Copyright 1997 NC State University, The Center for Universal Design

本文は次に示すユニバーサル・デザインの支持者が編集した(アルファベット順)。

Bettye Rose Connell, Mike Jones, Ron Mace, Jim Mueller, Abir Mullick, Elaine Ostroff, Jon Sanford, Ed Steinfeld, Molly Story, & Gregg Vanderheiden

(訳・文責 石田享平)

北海道開発土木研究所月報2001年4月号掲載
2005年4月一部加筆修正