目で、耳で、肌で感じられる公園への試み

噴水から水が噴き上がる写真
地点A 噴き上げる水
広場から勾配のある区間へと流れる水の写真
地点B 広場から勾配区間へ
公園の全体図。園路脇に水路が沿うように流れるのが分かる。その所々にAからGまでの地点が記されている
水路の概要図
駐車場からピクニック広場に通じる園路脇を流れる水路の写真。
地点G いざないの流れ
比較的急勾配の大きな区間を、子供の頭大の石を乗り越えながら下る流れ。
地点F 割石を縫う流れ
水路内にある割石の部分で流れがジャンプし、白く泡立つ写真
地点C 石でジャンプする流れ
広場をゆったりと流れる水路の写真
地点D 広場の流れ
園路と交差しながら流れる水路の写真
地点E 滑らかな流れ

         《写真をクリックすると水音の景色が楽しめます》

流れの音の違いをお聞き取り頂けましたら幸いです。また、流れの勢い、水路のかたち、石の大きさや配置など水面下の部分もご想像いただければ、 写真よりも奥行きのある音の風景が感じられるでしょう。

地点Aで吹き上げる水は貯水池深くから導かれ、年間を通じて摂氏6、7度です。夏場など水路を流れる間に水は大気や日射により徐々に温められ、 地点Fに達する頃に十度以上水温が上昇します。公園のそちこちで水に触れる手や足は、上流では肌を切るような水に湖底の静けさを、下流では温まった水に太陽の ぬくもりを感じられるかもしれません。また、勢いを変えながら流れ下る水は通路の勾配を問わず語りに教えてくれることでしょう。

未だ発展途上の水路ですが、見て、聞いて、触れて、場所毎に景色を変える流れは、UDへの試みとして企画したものです。 本件公園の園路整備計画のコンセプトと水路の導入の考え方に関しては、別途こちらで 紹介しております。

企画/制作:石田享平、鈴木優一
サウンド編集:安田浩保
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